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〇〇利益… いっぱいあって混乱!

みなさん こんにちは!

 

会社の利益って決算書を見てもわかりにくいですよね。営業利益、経常利益、純利益…
 

利益、決算書の種類
企業の業績を評価する際、決算書を見ることが一般的です。決算書にはいくつかの利益が記載されています。主な決算書には以下の3つがあります。

損益計算書(P/L): 収益から費用を除いた利益を示す書類です。売上総利益、営業利益、経常利益、税引前当期純利益当期純利益などが含まれます。
貸借対照表: 資産と負債の状況を示す書類です。
キャッシュフロー計算書: 現金の流れを示す書類です。
この記事では、特に損益計算書に記載される利益に焦点を当てて解説します。

 

利益の種類・違い
損益計算書には以下の5つの利益が記載されています。

売上総利益(粗利): 売上高から売上原価を差し引いた利益です。

1000万円で作ったものを1500万円で売れば売り上げ総利益(粗利)は500万円ってことですね!


営業利益: 売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた利益です。

さっきの500万円から、販売費(広告宣伝費や販売手数料とか運賃など)一般管理費(人件費や光熱費や保険料など)を引いた残りですね!仮に300万円くらいかかるとすると、営業利益は200万円ですね。


経常利益: 営業利益に営業外利益を足し、営業外費用を差し引いた利益です。 

さっきの200万円に営業外利益(配当金や不動産賃料など)を足した額ですね!今回は100万として、経常利益は300万円になりますね。


税引前当期純利益: 税金を支払う前の利益で、特別利益や特別損失を加算・減算したものです。

さっきの経常利益300万円に、特別利益(土地や建物の売却益や投資有価証券の売却益、保険の補償額など)を足して、特別損失(固定資産の売却損や災害による損失、リストラ費用、情報漏洩対策費用など)を引いた額ですね!

特別〇〇はその期だけの例外的なやつになります。今回は特別利益が100万円、特別損失が150万円としましょう。

経常利益300万円➕100万円➖150万円で、税引前当期純利益は250万円になりますね。


当期純利益: 税引前当期純利益から法人税等を差し引いた最終的な利益です。


まとめ
決算書を読む際には、これらの利益を理解し、会社の業績を判断する材料として活用しましょう。営業利益、経常利益、純利益の違いを把握することで、より的確な判断ができるはずです。

 

それでは また!