みなさん こんにちは!
持株会って聞いたことありますか?
株式会社に勤めている方の、最も身近な複利の力を体験する方法と言っても過言ではないでしょう(たぶん)
持株会とは、自社の株を従業員が購入・保有できる制度のことを指します。この制度を運営する常設機関を「従業員持株会」または「社員持株会」といいます。従業員持株会は従業員の福利厚生の一環として位置づけられており、近年では、経営側と従業員をつなぐ施策としての意味合いも持ち始めています。
具体的には、従業員持株会では、従業員の給与や賞与から一定額を天引きし、これを集めた資金で自社株を購入します。従業員は拠出額に応じて配当金を得られる仕組みになっています。加入は従業員の任意であり、各企業では奨励金を支給するなどさまざまな便宜を図っています。従業員持株会は上場企業だけでなく、未上場企業でも運営されています。この場合は、企業から配当を受ける仕組みになります。
持株会のメリット
従業員側視点
奨励金が付与される
奨励金は、会社が一定割合の金額を上乗せし、その分だけ多く購入できる仕組みです。会社によって割合は様々ですが、ちりつもです。
株式を少額から購入できる
1株から購入できるため、無理のない範囲で株を保有できます。
中長期的な資産形成がしやすくなる
毎月の積み立てで資産を増やせます。
企業側視点
福利厚生の充実につながる
従業員の中長期的な資産形成を支援します。
安定した企業経営につながる
従業員持株会は安定した株主となり、敵対的買収の防止策にもなります。
従業員の経営への参画意識、モチベーション向上につながる
配当金が自己の頑張りに還元されることで、参画意識が高まります。
事業承継対策として活用できる
相続対策に有効です。
さて複利の効果ですが
持株会の配当金は再投資されます。複利効果でさらに利益を増やすことができますよ!
奨励金と配当金で複利の力を身近に感じましょう。
それでは また!