みなさん こんにちは！
モバイルバッテリーって便利ですよね。ないと心配になっちゃうくらい…。
しかしながらモバイルバッテリーによる火災が急増なんてニュースも良く見かけるようになりました。
モバイルバッテリーは、スマートフォンやノートパソコンなどの携帯デバイスに欠かせない存在です。しかし、その普及とともに、モバイルバッテリーによる火災が増加しています。では、モバイルバッテリーが火災を引き起こす原因と対処法について詳しく見ていきましょう。
モバイルバッテリーが火災を引き起こす理由
モバイルバッテリーが火災を引き起こす原因のひとつは、バッテリーに内蔵された「リチウムイオン電池の劣化」です。リチウムイオン電池が劣化すると、電池内部の電解質が酸化してガスを発生させます。その状態で何らかの衝撃が加わると発煙や発火を起こし、火災につながります。古いモバイルバッテリーや信頼性の低いリチウムイオン電池などを使い続け、取扱いを誤ると発火するリスクがありますから、注意が必要です。
リチウムイオン電池の仕組み
モバイルバッテリーの大半の製品には、リチウムイオン電池が内蔵されています。リチウムイオン電池は、プラス極材にリチウム含有金属酸化物、マイナス極材に炭素材（グラファイトなど）、電解液には有機電解液を用いて発電します。正常なリチウムイオン電池は、プラス極材とマイナス極材がセパレータで仕切られています。しかし、電解質が酸化して多量のガスが発生したり外部から強い力が加わったりすると、セパレータが破れて極材同士が反応。発熱を引き起こし、やがて発煙や発火、爆発に至ることがあるのです。
火災が起こりやすいモバイルバッテリーの状態とは？
モバイルバッテリーは、選び方や使い方を誤らなければ安全に使えるものです。しかし、以下の状態では発煙や発火を起こしやすくなります。
・モバイルバッテリー自体の品質が悪い
海外から購入するモバイルバッテリーには品質の悪い製品が紛れ込んでいる場合があります。取扱いに注意しましょう。
・モバイルバッテリーの充電器（ACアダプター）が非純正のものである
適切な充電器を使用しましょう。
・落下や強い圧力などの衝撃でダメージを受けている
ペットが噛むことも損傷の原因となります。コンクリートの上に落下させたとかした場合は注意が必要です。
それでも もし発火してしまったら
モバイルバッテリーの火災対処法
モバイルバッテリーが発火した場合、以下の対処法を実行してください。
・安全な場所へ移動
火災が発生したら、まず自分の安全を確保しましょう。人々や建物から遠ざかり、風下に立つようにしましょう。
・消火
小さな火災の場合、消火器を使用して火を消すことを試みてください。ただし、自分の安全を最優先に考えてください。消化器で消せるのは初期だけです！
・通報
火災が大きくなったり、消火できない場合は、すぐに消防署に通報してください。正確な住所や場所を伝えましょう。
・近くの人々に警告
火災が発生していることを近くの人々に警告し、避難を促しましょう。
・モバイルバッテリーを遠ざける
火災の原因となったモバイルバッテリーを遠ざけて、火災の拡大を防ぎましょう。
・水を使わない
モバイルバッテリーが発火している場合、水を使わないでください。水は電気と反応して火災を悪化させる可能性があります。
予防策
モバイルバッテリーの火災を予防するために、以下のポイントに注意しましょう。
・正規品を選ぶ: 品質の高い正規品のモバイルバッテリーを選びましょう。海外からの安価な製品は品質が不安定な場合があります。
・適切な充電器を使用する: モバイルバッテリーに適切な充電器（ACアダプター）を使用しましょう。非純正の充電器は火災の原因になります。
・過充電を避ける: モバイルバッテリーを過充電しないように注意しましょう。充電が完了したら充電器を外しましょう。
・過度な温度を避ける: モバイルバッテリーは高温や低温に弱いです。直射日光や車内などの高温環境で使用しないようにしましょう。
あと わたしのまわりでバッテリーを土鍋に保管しているって人がいました！万が一発火した場合に、周りに燃えやすい物がなければ被害が拡大しないってことですね！
適切に管理して快適な暮らしを！
それでは また！
