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霧の不思議!霧ってナゼできるの?

みなさん こんにちは!

朝起きたら霧がかかっていたり、「濃霧注意報が発令しました」なんてことを耳にする季節になってきました。

霧という自然現象は、空気中に存在する水蒸気が特定の条件下で小さな水滴に凝結することによって生じます。空気中には常に水蒸気が存在していますが、目には見えません。しかし、空気が冷やされると、水蒸気は飽和状態に達し、液体の水滴として視覚的に現れるのです。このプロセスを科学的には「凝結」と呼びます。

霧が発生するためには、いくつかの条件が必要です。まず、空気中に多くの水蒸気が存在し、その後、温度が下がる必要があります。霧が発生する原因は多岐にわたり、主要なものとして以下の要因が挙げられます:

1. 放射霧(Radiation Fog): 地面から放射される熱により、地面近くの空気が急激に冷却され、霧が形成されます。

2. 移流霧(Advection Fog): 暖かく湿った空気が冷たい水面と接触し、冷却されることによって霧が生じます。

3. 蒸気霧(Steam Fog): 水面から水が蒸発し、これによって暖かい空気が冷たい空気と混ざり、霧が形成されます。

4. 前線霧(Frontal Fog): 暖かく湿った空気が寒冷な空気と接触し、前線で持ち上げられることで霧が発生します。

5. 上昇霧(Upslope Fog): 山を登る際、高度が上昇し、気圧が下がることにより空気が膨張して冷やされ、霧が形成されます。

ただし、太陽の光や風などの要因によって、霧は暖められたり乾燥したりし、消えることがあります。この際、霧中の水滴は再び水蒸気に戻り、空気中に戻っていくのです。

霧という自然現象は、気象学的な要因や物理学的なプロセスが複雑に絡み合った結果として現れ、その魅力的な美しさと不思議さに魅了されることでしょう。

 

ちなみに、見通せる距離が1km以上なら靄(もや)。見通せる距離が1km未満なら霧。 見通せる距離が100m以下なら濃霧になります。

 

私は霧の中を歩くの好きなんですよね♪

では また!