みなさん こんにちは！
イタリアのナポリ国立考古学博物館で、「アレクサンドロス大王のモザイク」が107年ぶりに壁面から取り外されたというニュースを見ました。
修復作業のためのようです。
さて、アレクサンドロス大王とはどういった人物だったのでしょうか。
アレクサンドロス大王は古代マケドニアの王です。紀元前4世紀にヨーロッパからインドに至るまで、広大な帝国を築いたアレクサンドロス大王はその時代を代表する統治者の一人でした。彼は父であるフィリッポス2世から王位を継ぎ、無敵のマケドニア軍を率いて数々の国々を征服しました。彼の偉業と伝説的な人物像は後の英雄や有識者にも大きな影響を与えました。
アレクサンドロスは単なる軍人だけでなく、卓越した文化的・政治的リーダーでもありました。彼はギリシア文化とオリエント文化を融合させ、新しい文化であるヘレニズム文化を生み出しました。さらに、彼は征服した地域に多くの都市を建設しました。その中でもアレクサンドリアという名前はよく知られています。この都市はエジプトにおける彼の遺産の一部であり、今もなお栄えています。
アレクサンドロス大王は若干32歳という若さで亡くなりましたが、その死因については謎が多いです。熱病説、毒殺説、急性アルコール中毒説など、さまざまな説が存在しますが、真相ははっきりしません。彼の死後、彼が築いた帝国は分裂し、ディアドコイ戦争として知られる後継者争いが勃発しました。
アレクサンドロス大王はその短い生涯で歴史に大きな足跡を残し、彼の功績と影響は今日まで語り継がれています。
今回修復される作品は、アレクサンドロス大王がペルシャ軍と相まみえた「イッソスの戦い」を、200万個前後もの石片を用いて描いているものみたいです。いつか見にいきたいです。
では また！
