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新車購入に残クレという選択!

みなさん こんにちは!

今回は、新車を購入する際に利用できる仕組みのひとつである残クレについて解説します。

 

☆残クレとは?

残クレとは、残価設定ローン(残価設定クレジット)の略称で、車の残価(=数年後の下取り想定価格)を設定し、残価分の支払いを最終返済時まで据え置く仕組みです。

残クレでは、車両価格から残価を引いた金額を分割で返済することで、月々の返済額を抑えることができます。

例えば、300万円の車を5年間で購入する場合を考えてみましょう。残クレを利用しない場合、月々の返済額は約6万円になります。しかし、残クレを利用して、残価を100万円に設定した場合、月々の返済額は約4万円になります。

残クレは、次の車に乗り換えることを考えている方や、毎月の支払いを軽減したい方におすすめの仕組みです。

 

☆残クレのメリット

残クレのメリットは、主に以下の3つです。

①月々の返済額が低くなる:残価分の支払いを最終返済時まで延ばすことで、月々の返済額を低く抑えることができます。
②高級車や人気車に乗りやすくなる:月々の返済額が低くなることで、予算内で高級車や人気車に乗ることができます。
③乗り換えがしやすくなる:最終返済時には、残価分を支払うか、車を下取りに出すか、再度ローンを組むかの選択肢があります。 残価分を支払えば、車を所有することができます。車を下取りに出せば、次の車に乗り換えることができます。再度ローンを組めば、残価分を分割で返済することができます。

 

☆残クレのデメリット

残クレのデメリットは、主に以下の3つです。

①総支払額が高くなる可能性がある:残クレでは、残価分の支払いを最終返済時まで延ばす代わりに、金利が高くなります。 そのため、残クレを利用しない場合と比べて、総支払額が高くなる可能性があります。
②残価が下回るリスクがある:残クレでは、残価を事前に設定しますが、実際の下取り価格は市場の状況によって変動します。 そのため、最終返済時に残価よりも下取り価格が低くなるリスクがあります。 この場合、差額を自己負担するか、残価保証制度を利用するかの対応が必要になります。
③契約条件が厳しい場合がある:残クレでは、契約期間や走行距離などの条件が設定されます。 これらの条件を超えると、違約金や残価の減額などのペナルティが発生する場合があります。 そのため、契約内容をよく確認し、自分のライフスタイルに合ったプランを選ぶことが重要です。

 

☆残クレの注意点

残クレを利用する際には、以下の点に注意しましょう。

①残価の設定方法を理解する:残価は、車種やグレード、契約期間や走行距離などによって変わります。 残価が高いほど月々の返済額は低くなりますが、残価が下回るリスクも高くなります。 逆に、残価が低いほど月々の返済額は高くなりますが、残価が下回るリスクも低くなります。 また、残価は固定ではなく、契約中に変更することもできます。 その場合、月々の返済額や金利も変わります。 残価の設定方法や変更方法を理解し、自分の予算や目的に合わせて適切に調整することが大切です。
②残価保証制度の有無を確認する:残価保証制度とは、最終返済時に残価よりも下取り価格が低くなった場合に、差額を負担してくれる制度です。 残価保証制度があれば、残価が下回るリスクを回避することができます。 しかし、残価保証制度は必ずしも付いているわけではありません。 また、残価保証制度にも条件や制限があります。 例えば、車の状態や走行距離、修理履歴などが基準を満たしていないと、保証が受けられない場合があります。 残価保証制度の有無や内容を確認し、必要に応じて加入することが望ましいです。


☆最終返済時の選択

最終返済時の選択肢を検討する:残クレでは、最終返済時には、残価分を支払うか、車を下取りに出すか、再度ローンを組むかの選択肢があります。 これらの選択肢にはそれぞれメリットとデメリットがあります。 残価分を支払えば、車を所有することができますが、一括で大きな金額を用意する必要があります。 車を下取りに出せば、次の車に乗り換えることができますが、下取り価格が残価よりも低い場合は差額を負担する必要があります。 再度ローンを組めば、残価分を分割で返済することができますが、金利が高くなる可能性があります。 最終返済時の選択肢は、自分の予算やニーズに応じて慎重に決めることが重要です。


まとめ
残クレとは、新車を購入する際に利用できる仕組みのひとつで、残価を設定し、残価分の支払いを最終返済時まで延ばすことで、月々の返済額を抑えることができます。

残クレには、月々の返済額が低くなる、高級車や人気車に乗りやすくなる、乗り換えがしやすくなるなどのメリットがあります。

一方で、残クレには、総支払額が高くなる可能性がある、残価が下回るリスクがある、契約条件が厳しい場合があるなどのデメリットもあります。

残クレを利用する際には、残価の設定方法や変更方法、残価保証制度の有無や内容、最終返済時の選択肢などに注意し、自分のライフスタイルに合ったプランを選ぶことが大切です。

以上、残クレについての解説でした。

それでは また!